株式会社バイテック・グローバル・ジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鷲巣 祐介、以下バイテック)は、学校卒業後の歯科医師・歯科技工士を対象に、高度な義歯補綴の知識技能習得を支援する教育機関「ハイライフデンチャーアカデミー(以下HDA)」を2019年9月に開校することをお知らせします。
HDAは、様々な流派や考え方が存在する義歯の分野において、改めて義歯の原理原則を学び、臨床で活かせる技能習得を支援することで臨床現場における優れた義歯治療を実現するとともに、高度な義歯補綴の知識技能を持つ人材を輩出をすることによって、活力ある超高齢社会に寄与することをミッションとしています。
【HDA開校の背景】
超高齢社会日本、高齢化する世界において、歯を失った後に必要となる義歯を中心とした「欠損補綴」の需要は今後さらに加速的に高まると予想されています。
しかしながら、現在の国内における大学歯学部、歯科大学が歯科医師免許の国家資格取得に向けた指導を強化する方向へ向かっていることに伴い、大学の教育現場において補綴学を学ぶ機会が減少してきております。その結果、義歯の知識やテクニックを十分に学んでいない歯科医師が卒業後に臨床の現場に出てきてしまうという状況が起こっております。
超高齢社会の中、必要とされる義歯について、重要な役割を担う歯科医師側が十分な知識経験を持ち合わせておらず、結果的に「噛めない」義歯を使用する患者が増えているという状況を改善すべく、卒業後に義歯の基礎から実技までを改めて徹底的に学べる場として、この度ハイライフデンチャーアカデミー(HDA)を開校するに至りました。